日本武道館へ

この日が意味することが当日になっても今一実感できない自分がいた。反面、妙に心はそわそわしてるし、周りの酸素が薄いんじゃないかと思うくらい心臓は高鳴っていた。
13時頃に会場着。グッズ購入待ちの列が尋常じゃなことになっていた。顔見知りの方々を見つける度に言葉を交わしつつ、グッズ販売ブースの様子をうかがいに行った。
その少し先の武道館の入場口あたりに微妙な人だかりができていた。ZONEが記者会見してるらしい。インタビューはついたての向こう側で行われてたっぽいので見えなかったけど、写真撮影時にフツーにメンバーがこちら側に出てきた。
グッズ列から人が殺到して混乱するといったこともなく、ある意味拍子抜けするくらい淡々とZONEを眺めていた。
相変わらずMAIKOちゃんは集まった人の端から端まで視線を送っていた。
2002・03・31 横浜
ドッグヤードガーデンでZONEのイベントがあった。早々に会場入りしていたらフツーにZONEがリハーサルを始めた。それを淡々と眺めていた。時間を持て余してたMAIKOちゃんと言葉を交わしたりしていた。
計ったかのようにちょうど三年前、同じような感じで思いもよらずZONEに遭遇した時のことを思い出した。
ZONEファンとしての当時と今の自分を比較してみた。確かに三年の時が流れていることを実感した。MAIKOちゃんはあの日に言葉を交わしたヤツと今日視線に入ったヤツが同一人物だなんて分からないだろうな。それ以前に三年前のことを覚えてないと思うけど。
何かをするために早めに会場に来たわけでもないので、あとはひたすら待ち。時間が経つにつれ、毎度だったり久々だったりの知った顔が増えてくる。示し合わせて集まってるわけではない。自然に人だかりになり、それぞれがとりとめも無い会話を交わしている。こういう時間も好きだった。